夏のあらし! キャラクターソングアルバム |
【収録曲】
01: ひと夏の経験 歌:嵐山小夜子 (CV:白石涼子) 02: 心の旅 歌:八坂一 (CV:三瓶由布子) 03: 夜明けのスキャット 歌:カヤ (CV:名塚佳織) 04: 恋のダイヤル6700 歌:上賀茂潤 (CV:小見川千明) 05: どうにもとまらない 歌:マスター (CV:生天目仁美) 06: 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ 歌:グラサン (CV:安元洋貴) 07: 黒ネコのタンゴ 歌:やよゐ (CV:野中藍) 08: 喝采 歌:加奈子 (CV:堀江由衣) 09: 悪魔がにくい 歌:嵐山小夜子&八坂一 (CV:白石涼子&三瓶由布子) 10: サウスポー 歌:嵐山小夜子&カヤ (CV:白石涼子&名塚佳織) 11: 東京ブギウギ 歌:八坂一 (CV:三瓶由布子) 12: 氷の世界 歌:上賀茂潤 (CV:小見川千明) 13: 夢は夜ひらく 歌:マスター (CV:生天目仁美) 劇中で流れている曲ばかりでが、フルで聞けるのが楽しみです。 |
魔法少女リリカルなのは Sound Stage 01 |
第2.5話という位置付けで、アニメ本編の2話と3話の間に相当する時間軸の話になっています。本編で無理に語る必要はなかったけど、事情を説明しておいた方が親切、という内容が一応話の筋なんですが、どっちかというと「こんな内容さすがに映像化してテレビ放映はできないよな」というアレな描写をやってみたかった、というのがホンネかも? 主人公なのはと友人2人のキャラクターソングが収録されていますが、これがうまく話の筋に組み込んだ形で入っていて違和感がないのが見事です。個人的には釘宮理恵さん(アリサ役)の歌う「Precious time」がいい感じ。 |
夏のあらし!VOL.1【初回限定版】 [DVD] |
近年のシャフト作品はぱにぽにだっしゅ!を筆頭に、絶望先生やまりあほりっくなど、 ギャグ系統の作品を多く手掛けてきました。 この夏のあらしも日常パートではギャグ描写もありますが、 見て欲しいのはそこではなく、シリアスパートの方です。 特に第6話での空襲シーンは圧巻です。見ていて、自分も空襲にあっているような恐怖と不安を感じました。 シャフトが手掛ける、久々のシリアスは一見の価値ありです。 穿った目で見ず、ちゃんと見て欲しい作品です。 萌えやエロもいいですが、たまにはこういうのもいいと思います。 |
夏のあらし!VOL.2【初回限定版】 [DVD] |
(総合6.67/10点)
第4話「想い出がいっぱい」★★★☆☆5/10点 幽霊でありながら、それを隠すことなく明るく振舞う 小夜子に色々な憶測を抱いてしまいました。 彼女の過去が明らかにされていない分、その笑顔と想い出が なんだか寂しく見えます。今回は部分的に挿入される静止画、 描画方法の部分的な切り替わりなどで、単調になりがちな展開に 緩急つけた演出が印象的でした。飽きさせず、謎を深める方向性ですかね。 第5話「秘密の花園」★★★★☆8/10点 良い意味で新房監督+シャフトの悪い癖が滲み出たような 馬鹿馬鹿しさに爆笑させてもらいました。本編、Cパートの3、4段オチや 繰り返しの既視感、露骨すぎるパロディ、微妙なサービスなど 某まりほり最終回を彷彿させる計算高い作り込みには感心するばかりです。 個人的には毎回のガヤ役で大活躍(?)のcv杉田智和のモノマネがツボでした。わはは 第6話「恋におちて」★★★★☆7/10点 その特異的な能力ゆえに、自我と責任の狭間で揺れる カヤの幾星霜もの想いが心に染みる良いお話でした。 女としての体裁がまるで違う両者を組み合わせた点もナイス。 シャフト独特の白、黒、赤の暴力的な色彩演出は強烈だったものの、 空襲の恐怖感を煽るには至っておらず、やや残念。 |
AVクイーンが書いて読んでイカせるCD付官能ノベル Ki-Mo-Chi-i-i |
本は要らないのではないのだろうか?
AV女優が朗読しているCDだけでリリースしてもいいのではないだろうか? そんな気がした。 でも女優自身が自分で書いた文章を自分で読むのはとてもリアル |
十の罪業 BLACK |
<87分署>シリーズで有名な巨匠エド・マクベインが編んだ、現代を代表する人気作家たち10人の書き下ろし中編ミステリー・アンソロジー。<RED>と<BLACK>の2分冊だが、本書<BLACK>では、ジェフリー・ディーヴァーやスティーヴン・キングなどが名を連ねている。
「永遠」ジェフリー・ディーヴァー:タルボット・シムズは優秀な数学者でありながら警察官だ。彼は同僚たちから“非現実犯罪部門”とからかわれ、犯罪の統計を主に行っているが、裕福な老夫婦の連続自殺事件に統計学的な観点から殺人ではないかと不審を抱き、自ら“現実犯罪”の捜査を進める。物語の端々にタルボットによって語られる統計数値は、ディーヴァーらしくて興味深い。 「彼らが残したもの」スティーヴン・キング:9・11事件を題材に、いつものモダン・ホラーから離れて、抑えた筆致で‘わたし’に日常を語らせており、あの惨劇のすさまじい影響がどれほどかと思わせる一編。 「玉蜀黍の乙女(コーンメイデン)−ある愛の物語」ジョイス・キャロル・オーツ:11才の少女誘拐事件をその母親側と犯人側の両方から描いている。悲嘆に暮れる母親と、誘拐犯のサイコパスっぽい13才の少女の心情が細やかに綴られている。 「アーチボルド−線上を歩く者」ウォルター・モズリイ:新聞広告で見た求人募集に応じた‘ぼく’は、自らアナーキストと称する謎めいた大男に雇われる。そして犯罪と陰謀をめぐる奇妙な事件に巻き込まれてゆく・・・。 「人質」アン・ペリー:北アイルランド問題を背景に、強硬派の指導者一家が、休暇中に反対派の連中に拘束され、翻意を迫られる。その顛末を妻であり、母であるブリジットの視点で追った秀作。彼女の心理描写は臨場感たっぷりで、思わず一気読みしてしまった。 本書収録の5編は、それぞれ趣向は異なるものの、いずれも読みごたえのある傑作ぞろいだった。 |