STARTING POINT |
数年前にラジオでコータローさんを知り、
最近になって何度もライブに足を運ぶようになりました。 彼の出発点を知りたくなり、最近になってこのCDを 購入しました。 いや、すごい。録音のせいか?と耳を疑いましたが、 とにかく音に心がこもっているのを感じます。 コータローさんの情熱的だけどやわらかい人柄が にじみ出ています。これぞ、愛があふれてる。 彼の気迫でしょうか。 |
戦場のメリー・クリスマス |
音楽だけは良い映画だった。このCDも良い。
しかし映像のほうは駄目だった。人物像も物語も浅薄で話にならなかった。 よくまあ、こんな自国の兵士・戦争=悪、英国=犠牲者。日本文化=野蛮、キリスト教文化=文明。日本人=生まれつきの障害者、白人=健常者。という図式の作品を日本人がわざわざ作る気になったものである。 また、フランス知識人のなかにある日本文化に対する歪んだ「オリエンタリズム」に迎合して賞を取ろうとした作品でもある。 この二つの媚態があまりに露骨だったので、審査員から「なめたらいかんぜよ!」と足蹴にされたのだ。大島の野太い野心が顰蹙を買ったのである。 しかし映画以上に醜悪だったのが、映画批評家と称する面々の当時の態度だった。彼等はカンヌ映画祭が始まるまではジーッと押し黙り下を向いていた。この映画について批判する者は私の知る限りいなかった。ところがカンヌ映画祭で全く相手にされなかったことが判明するや否や「悪口雑言バリ祭」を始めたのであった。これは、はじめから駄目映画であることは分かっていたがマグレでグランプリかなんかを取ると恥をかくので黙っていた、というのではない。 たんに自分自身で評価が全くできなかったからである。自己の批評眼にまったく自信がなかったからだ。こういう情けない態度は他の文化分野にも多い。例えば文学ではノーベル文学賞がこのカンヌ映画祭グランプリに該当するが、ノーベル賞候補と分かっただけでそれまでの低評価をコロッと変える批評家、日本人候補二人のうち当落が決まると何時の間にかそれに合わせた評価をしだす連中、こんなのが実に多い。また逆に外国で高い評価が確定すると滅茶苦茶に貶しだす輩もいる。 この映画及び映画を巡る空騒ぎで日本人の西洋コンプレックスの百態を観察できた。 |
pure |
ヒーリング系のCDはpureが初購入でした。 結果、このジャンルが好きになりました。 とてもいいCDですよ。 私は全曲大好きです。 全体を通して温かみのある、穏やかな気分になれる曲が揃っていると思いました。 リラックスしたい気分の時にゆっくり鑑賞されてみてはいかがでしょうか。 ヒーリングCDに興味の無い方にもオススメできます。 |
戦場のメリークリスマス [VHS] |
若き日の美しきデビット・ボウイや坂本龍一、ビートたけしが見られます。 内容もなかなか深く、大島渚の美意識が伝わってきます。デビット・ボウイが坂本龍一にキスするシーンやデビット・ボウイが首まで埋められるシーン等 が有名。 ビートたけしがクリスマスの日に「メリークリスマス」と連呼しているシーンで笑われた事がきっかけで、芸人として笑われるのではなく笑わせなければいけないと改めて思ったとか… なかなか面白いです。 |
戦場のメリークリスマス [VHS] |
一番好きな映画は何かと聞かれたら、真っ先に「戦メリ!」と言います。 もとはテーマ曲が大好きで(CDのレヴューも書きました)、映画をずっと見たいと思っていました。 やっと観たのは高校2年生のとき。 あの美しいメロディーが、ますます心に染みて、 |
戦場のメリークリスマス [VHS] |
坂本龍一の音楽と共に、私が愛してやまない映画である。−−この映画の冒頭で、ジョニー大倉が演じる朝鮮人軍属が、日本人のハラ軍曹(ビートたけし)に、捕虜との不祥事を理由に切腹を命じられ、切腹が行なはれるエピソードが有る。ここに有るのは、この映画の隠れたテーマである「朝鮮」に他成らない。大島渚監督は、「朝鮮」を意識し続けて来た映画人であるが、この映画のこの箇所の意味は深いと、私は、思ふ。
(西岡昌紀・内科医/3.1運動の記念日に) |
戦場のメリークリスマス [DVD] |
この「戦場のメリークリスマス」は私が中学生の時にみた記憶がある。当時は坂本龍一の音楽への関心から足を映画館に運んだのだが、熱帯の重たい空気感とフィルムの色彩、音楽の美しさが印象的であった。ほぼ20年経過した今、改めて観直してみたが、多分に今日的な主題を持つ映画であると感じた。
本作は太平洋戦争末期における熱帯の島の捕虜収容所という閉鎖的な環境が舞台だが、そこでは過酷な戦争という環境において異なる文化的価値観(例えば、西洋と日本、キリスト教と国家神道、それらを背景としたセリアズの「罪」の意識とヨノイの「恥」の意識)を持った人々との対峙と葛藤が描かれている。この映画が優れているのは、その音楽や映像の美しさに加え、悲しい結果にもかかわらず異文化への理解を予感させるエンディングとなっている点であり、それを男女の愛情という月並みな枠組みに落とし込むのでなく、「文化の異質さと受容そのもの」を純粋に浮上させんがために、逆説的に戦争という価値観がぶつかりあうリアルな場とホモセクシャルな同性同士の交流が選択されたのではないかとさえ思える。この互いが異なる文化に立脚していても、それでも理解と受容は可能なのだというテーマはまさに今日的だ。 現在、日本では太平洋戦争時の映画が数多く制作されるようになっているが、同様に戦時中が舞台となっている「戦場のメリークリスマス」との質や内容の隔たりはどうであろう。昨今の戦争映画にお決まりの「愛するモノの為に死す」という構図の陳腐さについてはコメントしようもないが、問題なのはそういった構図の映画を受容する現在の日本の文化状況だ。その傾向に不安を感じるのは私だけではないだろう。おそらく現在、必要なのは「同質の文化」の称揚ではなく、まさに、本作「戦場のメリークリスマス」で描かれているような「異なる文化」へのまなざしと受容であるというのに。 |
戦場のメリークリスマス [DVD] |
これは価値観のぶつかり合いと新たな価値観の享受という、人間の精神の物語である。
私は戦争映画はあまり見ないのだが、これに関しては何度見たか覚えていない。 戦時中、まだメディアのろくにない時代に、異人・異文化に対する恐怖から私たちに生じる偏見。 自分の価値観こそが絶対と信じる軍曹。もしかすると自分の価値観は偏っているのかもしれないと苦悩する軍人。過去の忌まわしい思い出から使命感を背負う兵士。 彼らは実に勤勉で、真面目で、思いやりのある愛すべき人間たちだ。 ただ、それぞれの育ってきた環境による「価値観の違い」という大きな、しかし何かのきっかけでたやすくすり抜けられる壁に囲まれて生きている。 ふと思う。タイトルにもなっている”ローレンス”は実は存在しないのではないか。私たち観客に中立の視線を持たせるためにナビゲーターとして登場しているのではないだろうか。ローレンスは彼らの潤滑油であり、映画の観客への説明係でもある。 この映画の中で私は「優しさ」に触れた瞬間に心が震える。切ない「希望」という光を見て涙が止まらなくなる。 戦争を知らない自分はこの映画に出会えて幸運だったと思う。 |
戦場のメリークリスマス [DVD] |
未だに印象に残っているのは、この映画のキャスティングだ。大物スターの勢ぞろいだ。僕にとっての主役はヤハリ、デビットボウイだ。当たり前だ、このボウイが主役だからだ。このキャスティングは、勿論それだけではない。さすが、人事の大島渚だ。次の目玉は、勿論坂本龍一だ。ボウイが彼にキスをするシーンは、未だに忘れる事が出来ない。流石、グラミー賞をもらった事のある坂本龍一だ。有名すぎるボウイの両刀使いならではのシーンである。
勿論僕はリアルタイムで見てるから優秀なロックンローラーを覚えさせてもらった。矢沢永吉は惜しくも出演してないが、69界の超大物裕也が出ている。裕也は本当の有名人だから、細かい事情はともかく、優秀なロックンローラーを育てて欲しい。勿論、目指すは宇宙一のプロデューサーだ。他にもなんと元キャロルのジョニー大倉が出演している。僕はもう40代だから、もう人を育てるべき年齢である。何時死んでもいいように後釜を創るべき歳だ。しかし、現在は音楽評論家への道を歩き出したばかりの小物だ。早く偉くなって大島渚をお見舞いしたい。 |
USBクリスマスツリー「線上のメリークリスマスIII」 |
話題性につられて買ってみました。 確かに3代目?ということで改良されているのだと思います。ただ、音が大きめなので山下達郎の「クリスマス・イブ」がBGM的に聞こえるというイメージからは遠いです・・・。 家庭用というよりは、たとえば会社の受け付けとかお店のレジそばに置くなど、あまり静か過ぎないところに設置するというが正しいのでしょう。 |
ピアノピース 坂本龍一 戦場のメリークリスマス (ピアノ・ピース) |
「戦場のメリークリスマス」はとてもいい曲です。 この本はとても見やすくてよかったです。 この曲は結構簡単に弾ける曲でした。私も頑張って練習したので1ヶ月くらいで弾けるようになりました。なので、この曲を弾いてみたいと思う人はぜひこの本を買って弾いてください。 |
アヴェクピアノ/戦場のメリークリスマス 坂本龍一 |
りゅうちゃんの楽譜はたくさん出ていますが、今、本人の目が入っているのは「アヴェクピアノ」、「all about BTTB監修:坂本龍一」しかなく、本人の目が入っていないものはアレンジが悪く、せっかく覚えても面白くなくて、残念な思いをします。「戦メリ」を楽しく弾ける譜面はこれしかありません。 |