Moon Germs
スタンリー・クラークの名曲「Bass Folk Song」をじっくりと、
かつテンション高く演奏しているだけでも貴重なアルバムだと思います。
ジャケットの目ン玉はコワいけど、内容はとても充実しています。

 

(MIA): The Complete Anthology
BLACKFLAGにならぶ元祖アメリカンハードコアパンクGERMS。彼らの初期は演奏が下手(しない)で暴れたので有名だったがこの作品は違う。タイトな演奏、ダービーのラフなVOが、激スリリングなハードパンクを放出している。SEが入ったり、地元のヒーローF-WORDのカバーをやっていたり、やはり一辺倒には終わらない。でも、どこか影を感じたりする、ボートラの『MyTunnel』はダービーの心境を綴ったものらしい。

 

GERMS 狙われた街
今までの中で一番やる気をなくしたゲームです。でも、今までの中で一番求めていたゲームでした。
なんせ、自由度の高いゲームです。ストーリーはどうでもいい、仮想世界をうろつきたいという方にお薦めかな。
ただ、一人称視点のゲーム(DOOM系。でなければサイレント・エコー系)で、町とダンジョンを探索するのだけど、町の背景はグレー一色な上、自分以外誰も歩いていないところが寂しい。レストラン(ここはちゃんと人がいる。)で食事ができたり、車に乗れたり(操作性悪い)、電車に乗れたり(無人)、武器屋で武器を買ったり、と何でも出来るところが魅力的かな。あとダンジョンは、攻撃してもありえないほど外れる。
以上のことを承知の上で私は二回目の購入をしました。

 

スペイン語技能検定4、5、6級に出る!頻出語彙集&対策問題集 (資格・検定Vブックス)
ほかの方のレビューを参考にして購入してみました。
短期間で集中して復習するにはとても良い構成になっています。

何より気に入ったのが、カバーを裏返すと、天野喜孝さんの綺麗なイラストになってることです。こっちのほうが表でも良かったのに!

そのまま使うのは勿体ないので、カラーコピーしてカバーにしようと思いますw

 

Guns, Germs & Steel – The Fates of Human Societies
非常に遅ればせながら。
山田風太郎の『魔界転生』の石川賢による漫画化で、病原菌の固まりとして転生してくる駿河大納言
の描写があったじゃないですか。新大陸に乗り込んでくるヨーロッパのイメージとして、あの描写が脳にすり
込まれてしまいましたよ。

大陸間の文明格差と、その結果としての今日の情勢を、栽培化・家畜化可能な野生種の有無と
大陸の形状(伝播の環境的制約)から一気に説明してみせた壮大な人類史。
植生などの気候風土と地理的要因といった環境条件に人類の文化が決定的に制約されている様は
圧巻ですね。非常に大きな説得力を持っていると思います。
ヨーロッパの南北アメリカへの進出(侵略)だけではなく、その人類史上最大の不幸な遭遇を、オースト
ロネシア語族の太平洋への拡散やバンツー諸族のアフリカ南方への拡散などと同じ現象の一事例とし
て位置づけるなど、刮目する理路多数。

しかし、同じユーラシアでもヨーロッパが世界を席巻して中国はそうでなかった理由を、政治的統一の
有無に求め、その政治的統一の有無を、水系や半島などの地理的制約に求めるあたりは、それまで
説得力があっただけに、かなり厳しいのでは?
これは著者自身が正しく総括しているように、今後、探求が進められるべき領域なんでしょう。
私は、どうしても「なぜヨーロッパが?」と来ると、M.ウェーバーを連想しないではいられないのだけれど。

天文、地質、生態、進化など、実験が不可能だったり倫理的に許されなかったりする分野を歴史科学
と位置づけ、それらと一貫した方法を模索して、人類史の今後に期待する態度には大賛成だけど。

しかし、参照文献をまるごと無しで済ませるって翻訳の方針には大疑問。
読者のさらなる探求を阻害するという意味で、原著者の意図にも、文明の相克という本書の趣旨にも
悖るのではないか。

 

Guns, Germs and Steel: A Short History of Everbody for the Last 13000 Years
歴史はなぜ動くのか?その動因を求めて、人は様々な史観を考案してきた。英雄豪傑が歴史を動かしてきたとする大衆的な史観、人種間の優劣に原因を求める優生学的史観、経済構造がすべてと語るマルクス主義的唯物史観、社会構造や精神にその原因を探るアナール派史観、等等。生物学者が書いた本書は、これらに対し、動植物の分布環境がすべてを決定してきた、とする画期的な歴史の仮説を提唱してくれる。

本書の考察は旧大陸と新大陸の関係への疑問からはじまる。なぜスペインはアステカ帝国やインカ帝国を征服できたのか?なぜその逆のことがおきなかったのか?この疑問に対し、以前は白人文明の優位性、はては白人種の優位性による説明がされていた。これに本書は真っ向から反対する。いわくヨーロッパ人が優れていたわけではない、ただ旧大陸は新大陸より横長であるため、動植物の交流が多く、多くの動物を家畜化した結果ヨーロッパ人は伝染病に対する耐性を獲得していたにすぎない、と。反対に新大陸は東西の移動範囲が限られ、動植物の分布も貧弱であったため、先住民は伝染病に対する耐性を獲得できないままでいた。このため、スペイン人が上陸した後、あっという間に伝染病が広がり、文明が滅んでしまった、というのが本書の説く歴史である。それは人種間や文明間の優劣があったからではない、文明が育った自然環境という些細なことが全ての要因だったわけだ。

その他にも、世界の数多くの地域に取材しながら、なぜヨーロッパ人が世界の中で優位に立っていったのか、が、いかにも生物学者が書いた本らしく、極めて客観的・論理的に解説されていく。その論理構成たるや、見事の一言。世界の歴史を舞台にした壮大なフィールドワークとでもいうべき、きわめて実証主義的な視点が、本書の論理構成に鉄壁の信頼性を付与している。ヨーロッパ人は優れていたのではない、ただ動植物の自然環境に恵まれていただけなのである。従来の史観に対するこの強烈な鉄槌、痛快である。まさに唯物史観ならぬ、唯動植物史観の堂々たる登場、というところか。本書の読書にとって、これまでの自分の歴史観ががらりと変わること間違いなしの体験であろう。小さい現実の観察から論理を飛躍させ、壮大な歴史を構築するというこの壮大な仮説構成力は、感動的ですらある。歴史に興味のある人はもちろんのこと、優れたロジック展開や思考法を学びたいすべての人にすすめたい本と言えよう。

ピュリッツァー賞を受賞し世界的にも名高い本書は、間違いなく、自分の読書史上10冊の内にも入る名著である。このような本に出合えたことに感謝して5点満点献上。本書で感動を覚えた方には、同じ著者による続編「文明崩壊」もあわせておすすめしたい。

 

Guns, Germs, And Steel: The Fates of Human Societies [New Edition]
歴史はなぜ動くのか?その動因を求めて、人は様々な史観を考案してきた。英雄豪傑が歴史を動かしてきたとする大衆的な史観、人種間の優劣に原因を求める優生学的史観、経済構造がすべてと語るマルクス主義的唯物史観、社会構造や精神にその原因を探るアナール派史観、等等。生物学者が書いた本書は、これらに対し、動植物の分布環境がすべてを決定してきた、とする画期的な歴史の仮説を提唱してくれる。

本書の考察は旧大陸と新大陸の関係への疑問からはじまる。なぜスペインはアステカ帝国やインカ帝国を征服できたのか?なぜその逆のことがおきなかったのか?この疑問に対し、以前は白人文明の優位性、はては白人種の優位性による説明がされていた。これに本書は真っ向から反対する。いわくヨーロッパ人が優れていたわけではない、ただ旧大陸は新大陸より横長であるため、動植物の交流が多く、多くの動物を家畜化した結果ヨーロッパ人は伝染病に対する耐性を獲得していたにすぎない、と。反対に新大陸は東西の移動範囲が限られ、動植物の分布も貧弱であったため、先住民は伝染病に対する耐性を獲得できないままでいた。このため、スペイン人が上陸した後、あっという間に伝染病が広がり、文明が滅んでしまった、というのが本書の説く歴史である。それは人種間や文明間の優劣があったからではない、文明が育った自然環境という些細なことが全ての要因だったわけだ。

その他にも、世界の数多くの地域に取材しながら、なぜヨーロッパ人が世界の中で優位に立っていったのか、が、いかにも生物学者が書いた本らしく、極めて客観的・論理的に解説されていく。その論理構成たるや、見事の一言。世界の歴史を舞台にした壮大なフィールドワークとでもいうべき、きわめて実証主義的な視点が、本書の論理構成に鉄壁の信頼性を付与している。ヨーロッパ人は優れていたのではない、ただ動植物の自然環境に恵まれていただけなのである。従来の史観に対するこの強烈な鉄槌、痛快である。まさに唯物史観ならぬ、唯動植物史観の堂々たる登場、というところか。本書の読書にとって、これまでの自分の歴史観ががらりと変わること間違いなしの体験であろう。小さい現実の観察から論理を飛躍させ、壮大な歴史を構築するというこの壮大な仮説構成力は、感動的ですらある。歴史に興味のある人はもちろんのこと、優れたロジック展開や思考法を学びたいすべての人にすすめたい本と言えよう。

ピュリッツァー賞を受賞し世界的にも名高い本書は、間違いなく、自分の読書史上10冊の内にも入る名著である。このような本に出合えたことに感謝して5点満点献上。本書で感動を覚えた方には、同じ著者による続編「文明崩壊」もあわせておすすめしたい。

 


The Germs - Circle One


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