![]() スケキヨ |
賛否両論あるだろうが、私にとっては、このアルバムは紛れもなく随一の神的名盤である。 『アオヌマシズマ』とセットではなく、これ一枚だけで最高の完成度を得ている。 また、大槻ケンヂという個性が表現として最も輝いているのは、本作であると言っても過言ではない(かもしれない)。 様々な葛藤や憤りは総て、最期の『GURU』へと収束する。 そしてそこに、究極の慈愛、卑屈、そして悲壮感とがひしめき合う言葉と音の渦が生まれ、聴衆を深い思考の淵へと飲み込んでゆく。 私はこのアルバムを聴くと未だに自分の在り方について悩まされてしまう。 異形への愛とその根源に覚えのある人には、是非ともこの強力なアジテーションを感じて欲しい。 |
![]() 全日本コール選手権 with みうらじゅん [DVD] |
ばかばかしいけど、トモダチが家にきたときなど見せるにはよい。 |
![]() コンティニューvol.45 |
この本が好き。
サイズの大きさ、厚さ完璧。 しかーし、1000円とは高い(苦笑) 今回の特集は「エウレカセブン」 二次元が苦手な自分でも不思議と観れたアニメ。 今回その監督さんと15時間にもおよぶインタビュー。 どんだけ長いインタビューだよ(笑) まあ、これをじっくり読んで劇場版観るか、観ないか決めて下さいまし。 そして「ピコピコ少年」。これ大好きです! 押切さんの漫画は本当に面白い。今回はゲームーイと秘密基地の話。 シュールです。笑います。 そして仲村みうことお嬢の「お外で遊びなさい」。 この連載超好きっす。 せめてあと1ページ増やせ! 余計な記事はボツにして(笑) それにしても、う〜ん、表紙が綺麗〜! |
![]() 見仏記 ゴールデンガイド篇 |
既刊のシリーズに比べると随分落ち着いた見仏ぶりで、お寺に関わる人達に対するマナーに配慮がなされているように感じられました。
仏像そのものに対しても初期の頃のような大ハシャギしながら見仏している姿はあまりなく、主観的な表現も控えめです。 独自視点の鋭さには相変わらず感心させられるのですが、なぜか淡々と見仏している印象です。 既刊シリーズのような、いとうせいこう氏の仏像に対する感情むき出しで暴走気味のアツい文章は控えめで、みうらじゅん氏との紀行文に比重が置かれています。 みうらじゅん氏のイラストは相変わらず炸裂しているので、全体のバランスがとれ、まとまっています。 有名なお寺もたくさん紹介されていましたが、「見仏記」を読むと改めて「仏像を見に行きたい」という気にさせられる筆力と画力は健在。 勿論、両氏の「珍道中ブリ」も相変わらずなので、実際にお寺に行けなくても紀行文として十分に楽しめる内容です。 そういう意味でも最良のガイドブック、まさにゴールデンガイドです。 |
![]() みうらじゅん対談集 正論。 |
下ネタやロック、映画、仏教といったオブラートにくるまれた正論の対談が読めます。面白い! |