サラエボの花 [DVD] |
ボスニア紛争後の傷痕が街の人々に深く刻まれ、仕事もなく生活が厳しい貧困の現状など、こうした全体描写が哀しく切なく静かに描かれてます。 本編はある母娘のお話。娘の修学旅行費を稼ぐ為に朝から夜まで働きに出る母親(エスマ)の姿は、女手一人で子育てに必死な地味で強き母像の印象があった。一方、娘(サラ)はちょっと反抗的な面を見せる男勝りな思春期の女の子。それでも母の背中を見て何かを思う優しさは見受けられる娘の印象がある。 仲の良い母娘なのだが、自分の父親の存在に不信をずっと抱えていたサラは、戦争中に敵兵にレイプされできた子である事実を母エスマから聞かされるのである。父親はシャヒード(祖国の為戦死した英雄)だと母から聞かされ育ったが為、娘が負った心の傷の深さ、また真実を話さざる得なかった母の心の傷の深さ、こういった親子間のやり取りも重く切ない。また愛情も絆の深さも充分に伝わる。 一番印象に残ったシーンはサラが頭を坊主に自ら刈り上げてしまう場面だ。何故その様な行為に至ったかはレイプでできた子供だという事実を否定したかったのだろう‥(本編を見て頂けると解ります)。 『真実を生きる』がテーマとなりますが、色んな場面で色んな描写が深く込められてます。皆どこか心を閉ざし |
アルティメット・フォース 孤高のアサシン スペシャルエディション(初回限定版) [DVD] |
ストーリーはいまいちに感じましたが、ミルコ好きには面白いと思います。役にぴったりはまっているミルコ・クロコップ。とてもかっこいいです。 |
世界の国歌 |
これまで国歌のCDをたくさん買いました。でも、多くの場合、現地の演奏とかけ離れたアレンジやテンポにがっかりさせられてきました。このCDは、その点、かなり元曲に忠実な演奏が多いと思います。(ウズベキスタンなど、一部中央アジアの国々の国歌については、テンポやアレンジに不満がありますが...)。もちろん演奏の質は、他のアルバムの追従を許さない完成度です。資料的価値があります。ただ、収録されている国がもっとバラエティーに富んでいれば、さらによかったのにと思います。 |
クロアチア (地球の歩き方GEM STONE) |
『歩き方』の新シリーズ。ビジュアル系(写真が多いので勝手に命名)
紀行もの+最低限の観光ガイドという構成。東京書籍やJTB(○○旅物語) から出ている先人のそれと同系と考えると想像もしやすいかと思われます。 肝心の中身ですが・・・掲載されている写真がどれも素晴らしい(写真 自体はこの本の為に撮りおろされたものもあれば、クロアチア観光局から 借りているものもある)。 また紀行ものということで、観光目標のそれよりもその街の素顔が垣間 見られる場所を写した写真が多く、より旅情に誘われます(読者をどれだけ 「その気」にさせるかが、この手の本では重要だと考えます)。 ザグレブ、ドブロヴニクにスプリット他の主要観光地はきちんと押さえら れています。 (クロアチア&スロベニアツアーへの予習ならこの本で十分です。 個人旅行は別の本で) 先発本をきちんと研究しており本文はフルカラーとなっていますので 先に褒めた写真もより映えています。予習にしろ、ただ眺めるだけにしろ 紀行ものの中では当たりの一冊だと思えるお勧め本です。 |
1998FIFAワールドカップフランス大会ビデオ「日本vsクロアチア(ノーカット完全収録版)」 [VHS] |
初戦のアルゼンチンに敗れた日本、ジャマイカに勝ったクロアチア。ボールを回して攻める日本、堅実な守りからカウンターを狙うクロアチア。猛暑の中での第2試合となり両国共に最低でも引き分けなければならないが、「勝つ」ことに重きをおかなければいけないのは日本でした。
選手一人一人の評価ではフランスのレキップ紙(サッカー評論をするスポーツ紙)によると、この試合でヒデは7.5点と高評価を受けます。これはこの日行われた他の試合を含めて約80人の選手で最高の評価です(スーケルは7点、中山は6.5、相馬と井原と川口が6点、同じパサータイプの名波とプロシネチキは4.5)。 このゲームでのクロアチアはボバンが出場せずプロシネチキは途中交代でロングボールを多様してスーケル頼みという感じだった。さらに全員の調子が良くない(運動量が少ないしキレもない)ように思える、これは暑さもあり体力を計算して何人も攻めあがるという場面がなかったからだと思う。逆に言うとそれだけでシュートまでいけていたので人数をかける必要がなかったとも言える。結果的にはクロアチアの思惑通りとなった。 日本は山口と名波が守備に追われ過ぎているという点が上がると思うが、それはチームにフィジカルに強い守備専門のボランチが一人もいないからだ。山口一人では対応しきれずに名波が下がりすぎて(いいパスは出していたが攻撃参加が少なすぎる)前線の3選手との距離が空きすぎているという形になってしまったのではないかと思う。名波のパスは中田と並び日本の攻撃の生命線だがフィジカルに強くないし守備専門ではないので無力化していた。その意味でチャンスメーカーがヒデだけになり相手もヒデに対して厳しいチェックをしてファールも何度もあった。相馬の攻撃参加は効果的で良かったと思う。 ヒデにスポットを当てると、執拗なマークもありパスコースも少なかったがボールをキープできていたしいいパスも出せていた。特に中山へのパスはこの試合のベストシーンだ。が、アジア予選で見せたようなチャンスメークはほとんどさせてもらえなかった(相手が強豪なので当然といえば当然だが)ので多くの日本サポーターはがっかりしたと思う。シュートする場面がほとんどなかったのは残念だが、FWの存在感不足も大きく影響していたと思う。そういった中でも能力の高さは魅せていたので高評価に繋がったのではないか。 この試合でヒデは世界に認められたのだと私は思います。またゲーム内容を含め、この試合の意味と価値、日本のサポーターから見た視点を考えても98仏W杯の日本の試合では一番見ごたえがあると思います |
The Dictionary of the Khazars (International Writers) |
I read this book cover to cover. You could probably read sections or even passages and think about what is said too. The stories and entries are sometimes strait forward or really fairy tale like. I think this is a really good book though. Even though I bought it for a totally different reason than what I got out of it. I thought it was going to compare the religions, but really it is just a loose collection of stories showing how everything just has one point anyways. |
1/72 メッサーシュミット Bf109-10 クロアチア空軍 (完成品) |
1/72の完成品です。
ドラゴンのドラゴンウイングや、ホビーマスター、コーギーの完成品に引けを取りません。 細部も塗装も、中々で、ラインナップが多く、安価なので、コレクションに最適です。 おすすめ! |