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SONGS I
いつの時代の中村雅俊が好きか、年代にもよると思うのですが、デビュー曲の「ふれあい」から「恋人も濡れる街角」あたりまでのヒット曲が網羅されているこのアルバムは断然お薦めです。中村雅俊はやはり俳優としてのイメージが強いので、出演作の人気振りとの主題歌のヒットが重なったこの時代は彼の最も光り輝く頃だと思います。「ふれあい」「俺達の旅」「夕陽丘の総理大臣」の青春シリーズは懐かしいですし、名曲「心の色」「恋人も濡れる街角」も含まれています。一定の年代の人にとっては、想い出の詰まった名曲集じゃないですか、きっと。

 

Very best
V6はいい曲に恵まれているグループだな、というのが
よくわかるベスト盤です。意外にも、大人が聴いても飽きが
来ないですよ。このベスト盤が出た後も、いい曲をたくさん
歌ってますよね。メンバーの声も魅力的ながら、いい作家陣
に恵まれているんだな、と思います。

 

青春ドラマシリーズ・ソングブック 俺たちの旅
みんな心地よい曲ですが、特筆すべきは岡田奈々さんの
青春の坂道 この曲はいい。
彼女の声はなんとも言えず、心の琴線にふれました。
この歌聴いたら 一気に青春時代にタイムスリップします。

 

俺たちの旅 三十年目の運命 [DVD]
俺達の旅 30年後。TV放映版。

いろんな感じ方がある。
物足りなさを感じた人も多いと思う。
なんで十朱幸代なん?なんで白い水着で泳ぐのん?
なんで巨乳のイエローキャブのお姉ちゃんなん?
なんで金沢碧が死んじゃうの?

でも正直言って、私は満足だ。
あの井の頭公園と、富士荘もとえたちばな荘のアパートの階段が見れただけで充分。

30年前・・・俺たちは輝いていた。
間違いなく輝いていた。

俺たちのカースケがいて、俺たちのオメガがいて、俺たちのグズロクがいた。

安定を嫌い、豊かさに嫌悪し、バラ色の未来に拒絶反応を示していた。
正義感にあふれ、貧しさを求め、困難な明日を志向していた。

いつも、親しい奴、身近な人ほど傷つけ、
家族や血縁の濃い関係に背を向けていた。
遠い遥か彼方の存在に擦り寄り、
希薄な虐げられたものに共感していた。

偽善と呼ぶがいい。
甘い幻想と蔑視するがいい。

それでも、俺たちは輝いていた。
甘っちょろい夢でも追い続けていた。

これだけは、言える。
俺たちは、、、
迷っていなかった。

30年後。
知らず知らず、
失くしたもの諦めたものが積み上げられ、
大事な人が去っていった。
鬱に入った。
俺たちの手法が通じない。
俺たちの共通の夢が、共同幻想に終わりかけている。

夢を追い続けていたはずが、
過去に頼っている。

それでもいい。
過去を振り返るのもいいではないか。

過去の輝いていた自分を見て、自信を取り戻す事もありではないか。

ちなみに、
番組のアイドル・・・真弓さん。随分変わってましたね。
何を隠そう、、、
学生時代、
長い髪型がそっくりなことから、岡田○々に似てるって言われたこともありました。
でも、今は私の髪型みたいに短くなってましたね。
・・・失礼しました。


 

俺たちの旅 十年目の再会 [DVD]
俺たちの旅最終回から10年。
このスペシャル版は三人がその後の人生をどう生きているのかと云う説明から始まる。
グズ六は社長に、カースケは変わらず自由を楽しむ自由人、オメダは苦悩の末失踪と三者三様の人生だ。
10年前、南米に旅立ったヨーコはしがない学者の妻となって不幸な境遇となっている。彼女の薄幸なる人生はこの10年目より書かれて行くのだ。今回の特筆すべき点はカースケが最初で最後のヨーコに始めてと言ってよい告白的なセリフを言う場面だ。
しかしヨーコは同情と受け取ってしまう。カースケを愛しつづけた彼女の歳月は 余りにも長い歳月でありすぎたのか?
その後ヨーコの早すぎる死によって二人の旅路は永遠に交わる事無く終わる。
後の20年目で 今生の別れを遂げる二人の悲しい結末の序章がここにあるのだ。

 

俺たちの旅 (青春編) (角川文庫 (6045))
若い世代からも静かな注目を集めている、70年代放映の人気青春ドラマの小説版。
初版発行は85年といささか旧いのですが、以来版を重ね、カバーデザインを替えつつ読まれつづけているようです。

いわゆる「学園ドラマ」ではない青春ドラマ、という意欲作。それが「俺たちの旅」で、より普遍的、日常的で、かつシビアなテーマが物語の中心におかれ、その結果、いま見ても新鮮で楽しく、しかも胸にジーンとくるエピソードの宝庫となりました。

ここでは、ドラマの原作(人物設定等)と多くの回の脚本を手がけた鎌田氏自身により、細かな場面展開、セリフのひとつひとつに至るまで(主演の中村雅俊氏によれば、結構アドリブが多かったそうですが、鎌田氏もそれを尊重した上でこの小説版を書いているようです)、いきいきと再現されています。
このあと「恋愛編」「出発編」と続く、全3冊。

それにしても、現在のこの本のカバーイラスト。
ファッションイラストで有名な大橋歩氏によるものですが、あの3人にしては、どうもカッコよすぎるような・・・?!(苦笑)


 

俺たちの旅 (出発編) (角川文庫 (6142))
出発と書いてたびだち、である。
ドラマも大詰めとなった終盤10話分の中から、鎌田氏自身が脚本に関わった6話分すべてを小説化。前2冊でいくつかカットされた話があったことを考えると、このあたりのエピソードが、作者にとっていかに思い入れ深いものかがわかるようだ。

で、実際に読んでみると、映像的な面も含め限りなく映画に接近して行った、その濃密なドラマ(まさに、これぞ「ドラマ」、という感じ)の数々が、活字を通して追体験できる仕組みになっている。

全3冊で唯一、放映順とエピソードの入れ替えを行っている部分があるのだが、大きな流れはあるものの、基本的に一話完結のドラマだったこともあり、小説として通して読んでみて、より読後の余韻が増したようにも感じられる。
個人的には、弟とは違ってバリバリのエリートであるグズ六の兄が登場するエピソードの展開が、きわめて衝撃的、かつ感動的だった。

それにしても(伝説の「平凡パンチ」の表紙イラストを連想させる)大橋歩氏による、3人の青年が、前2冊とは違ってスーツ姿でたたずむ、この「出発編」のカバーイラストを見た時はじめて、なぜ「俺旅」で大橋氏なのか、わかった気がした。
うまくは言えないけれど、まさにピッタリなのだ。
これはこれで、いい。
なんとなく、
そんな気がする。


 

俺たちの旅 (恋愛編) (角川文庫 (6104))
「俺旅」ワールドの中ではちょっと異質な、でも憎めない存在だった男・タマが「青春編」のおしまいで退場したあと、この「恋愛編」はいきなりグズ六と紀子さんの結婚までのドタバタからスタート(新婚旅行にグズ六上司乱入?!、そして、紀子さんメインの話は割愛)。カースケ、オメダの大学卒業、“大嫌い”登場、そして「なんとかする会社」設立へと、3冊の中でも最も激動の展開で、読みごたえのある一冊。

「青春編」に続き、「俺旅」四天王(?)のひとり=ワカメがメインの話(東大合格?!)がカットになっており、ワカメファンには残念かとも思われるけれど、3冊とも、鎌田氏自身が脚本に関わったすべての回の中から、おそらく自選による取捨選択の上、胸を痛めつつ(?)小説化にあたったものと思われるので、ここはひとまず、納得しておくべきでしょうか。

大橋歩氏のカバーイラストも、3冊中で一番「俺旅」っぽい・・・かも?


 


中村雅俊/俺たちの旅


俺たちの旅 動画


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俺たちの旅 情報


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