みんなアニメが好きだった |
おそらく30代,40代にストライクのアニソンを集めたアルバムは、いくつかあるだろうが、あまりに曲数が多すぎると、知らない曲も多くてそこでテンションが下がってしまうことも多いのでは?でもこのアルバムは曲数もちょうどよく、常にテンションを保っていられる。元気になるアルバム。 |
ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌 |
瀧廉太郎作曲の「荒城の月」「花」「箱根八里」、山田耕筰作曲の「この道」「からたちの花」など日本の古典的歌曲を始め、珠玉の作品を集めたと言える歌曲集です。この4枚組に収められた115曲は、後世に歌い継いで欲しい曲が沢山含まれていました。懐かしの小学唱歌や童謡も多く含まれていますので、幅広い年代に愛される企画だと思いました。
収録されている声楽家も素晴らしいメンバーでした。立川清登、伊藤京子、中沢桂、松本美和子、澤畑恵美、中村邦子、木村宏子、中村健、永田峰雄、斎藤昌子、吉田浩之、本宮寛子、そして関西を中心に活躍しながら、今や全国的な活動を広げている三原剛、畑儀文、そして日本の声楽界における重鎮・畑中良輔の「沙羅」の名唱を聞くことができます。ここに収録された何人かの声楽家の声を聴きましたが、CDとして聞くとそれぞれの発声法における個性の違いが結構分かり、新たな発見がありました。 録音年代が書かれていません。結構幅広い年代にまたがっているとは思いますが、聴感上の支障はなかったですね。ピアノ伴奏は、声楽、合唱伴奏に多くの録音を残している三浦洋一、浅井道子によるものが大半ですが、他に青島広志、塚田佳男、藤井孝子という名も見えますので、安定した音楽が展開されています。 これらの録音の貴重さは、何人かの方がすでに鬼籍に入られていることから日本の声楽家の歩みという点から見ても歴史的な価値を見出します。 全曲とも解説が書かれていますし、小山晃氏による声楽家の紹介も詳しいものでした。ただ出来れば伴奏のピアニストの紹介があっても良かったかな、と愛好家の一人として思います。 |
成田離婚 Vol.1 [VHS] |
草なぎ剛と瀬戸朝香主演ですが、脇を阿部寛や深津絵里らが固め、それぞれがとっても個性的です。 個人的には宇梶の不動産屋がお気に入りです。 「なるほど」 どアップで一人ひとりが台詞を言い合うカメラワークも面白いし、テンポが良いので本当にさくさくっと見る事が出来ていいですね。 面白いです。 |
コードギアス 反逆のルルーシュ SPECIAL EDITION BLACK REBELLION [DVD] |
これははっきりいってマニア向けですね。「ギアスが好きなんだ!」っていう方にはおススメしますが、そうではない方にはおススメできないかなと。ただ、この値段なんで何か特典が付いていれば☆5コだったんですが、なかったため☆4コにさせていただきました。 |
コードギアス 反逆のルルーシュ DVDマガジン II<最終巻> |
私が思ってたいたよりは楽しめました。
とくに予告のところは。いや次回作の 予告ではなくてTV版の予告にコ-ドギアスの キャラ予告いれるとこですが・・ でも買わなくてもコ-ドギアスの世界は 大丈夫ですけどね。むしろファンの人は 新作のDVDまでにお金ためといたほうがいいのでは まあこういうDVDはレンタルでませんですし それならもう少しやすくてもよかったかなと思います。 |
影の軍団II COMPLETE DVD 弐巻【初回生産限定】 |
作品自体はとても好きな作品です。
影の軍団シリーズの中でも最も痛快な作品です。成田三樹夫さんの悪役っぷりもいいし、 真田広之、黒崎輝の華麗なアクションも冴えています。 女性の裸体が結構出てくるのも影の軍団シリーズならでは。 一応ニュープリント・コンポーネントマスターされているようですが、 あまりその辺の出来は感じられません。こちらの視聴環境のせいかもしれませんが。 |
新アポロン独和辞典 |
新正書法に対応しており、これからドイツ語を始める学生さんにも安心して薦められる辞書だと思います。 見出し語も約5万3千語と、初心者にとっては十分です。私はドイツ語を勉強しだして約4年になりますが、現在もっとも愛用しているのがこの辞書ですね。 ただ、欲を言えば巻末の文法表、初学者にとっては一番に読まれる部分だと思いますが、この部分はもう少し引きやすい部分に載せてほしかった。他の付録(これはこれで充実しているのですが)に紛れてどこに文法表があるのかがわかりにくいところが残念なところだと思います。 |
大正デモクラシー―シリーズ日本近現代史〈4〉 (岩波新書) |
日本近現代史シリーズ第四作である本書の検討対象は日露戦争後から満州事変までの四半世紀にある。膨張を続けてきた「帝国」日本。だが、その内側では社会の構造変動により様々な矛盾が現出し、様々な階層による旧来の社会構造と秩序に対抗して運動が展開されるようになっていた。本書の描くものは、そんな民衆運動とそれに対する国家の側の統治の再編の様相である。
膨大な数の当時の新聞・雑誌史料などの社会史史料を渉猟し、雑業層や旦那衆、女性ら様々な主体が政治的に意識化されていく過程が見事に描き出されており興味深いものがある。 また、朝鮮・台湾植民地における日本をヒエラルキーの頂点とする外地社会の様子、関東大震災下における朝鮮人虐殺の背景も描かれ、「帝国のデモクラシー」としての「大正デモクラシー」という一面が描かれているが、それは今も昔も美化されることの多い大正デモクラシーについての決して看過できぬ一面であろう。 雑業層や女性らが「国民」として国家の側に自己同一化しつつ時の政権批判を展開した「大正デモクラシー」の運動には、1930年代における戦時動員につながるものがあるという指摘は重要である。著者も言うようにデモクラシーのあり方が問われている今現在だからこそかつての大正デモクラシーの成果と限界についてきちんと再検討する必要があるのではないか。そんなことを考えさせられた一冊であった。 |