ブレードランナー |
ブレードランナー以降、未来の世界は
ゴミゴミしたちょっと汚い新宿めいた街というのが定番になってしまった。 アニメ「ボトムズ」のウド編は、まさにそのまんまだった。 未来都市といえば、ドラえもんの未来世界に代表されるような物だったのに。 それほどまでに全世界にショックを与えたこの作品。 いわずもがな、ヴァンゲリスの曲と映像の融合も素晴らしい。 最初に出たサントラレコードは、オリジナルサントラではなく、オリジナルスコアだった。 まあそれなりに再現してはいたが、どこか腑に落ちない。 その数年後に発売された、このアルバム。 この時期は既にレコードは無くCDのみの発売。時代を感じるなぁ。 サントラ発売をかたくなに拒んでいたヴァンゲリスが なぜ首をタテにふったのか不明だが 説得してくれた人、ありがとう。 素晴らしい音です。オリジナルは、やはり心に染みる。 若干、セリフや効果音が乗っている部分もありますが 絶対に完全に聴きたい曲には乗ってませんので大丈夫。 |
新宿ブレード・ランナー |
二度と再販されないと諦めていただけに、とても嬉しいです。 MELONの曲は一言で表すのは不可能です。 とにかく聞いてみて下さい、特に最近の音楽に飽きてきた方、日本の歌謡曲にいい加減飽きてきた方、どの音楽を聴いても同じに聞こえてくる方、大袈裟かもしれませんが新しい感覚が待っています。 |
ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray] |
画質はみなさんがレビューされているようにDVDとはまるで別物です。同時に再生し見比べるとDVD画質がいかに荒いかがわかります。ただ、吹き替えが入っていないのが残念でした。5枚組の北米版にはファイナルカットのみですが日本語字幕がついているようなので、今から購入する予定の人はこちらも検討してもいいかもしれませんね。 |
ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション [Blu-ray] |
わたしもVHS〜LD〜DVD〜組ではありますが、現在において最高のメディアで最高の画質で堪能しております。
内容については申し分ございません。 パッケージについての苦言だけ... 前回のDVD版でも懸念されたディスクの収め方ですが今回も基本同じ形態で、 BDということもありたいへん気を使います。 BDの爪はややマシなのですが、その上のDVDはなかなか外れず「記録層が剥離するのでは?」と心配するほど反り返ります。 この辺はもうちょっと配慮いただきたかった。 まあ、中身は最高の作品です。 孫の代まで残してやりたいと思います。 |
ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組) [DVD] |
画面がとにかく美しかったです。
これにまず非常に驚きました。 現在の映画と見まごうほどです。 全体的な構成とかストーリーなどは 個人的にはディレクターズカットのほうがよかったかもしれない。。。 でも、このファイナルカットには満足しています。 ルトガー・ハウアー演じるバッティの最後のシーンも、ダリル・ハンナのレプリカントも、 ショーン・ヤングの相変わらずの美しさもとてもよかった! あの世界観もたまりません。 購入してよかったですよ。 |
ブレードランナー 完全版 [VHS] |
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ブレードランナー 最終版 ― ディレクターズカット [VHS] |
人間より感情が豊かなレプリカント。まるで人間的じゃない近未来の人間達。ターミネーターじゃないけど、死ぬ事を恐れない者に追われる恐怖も出ていました。最初のオリジナル版を見た時にはハリソン・フォードのナレーションがあることに驚きました。なんか一昔前の邦画を見ているような気がしてがっかりでした。しかし、最終版になってナレーションがなくなっただけでもとてもスタイリシュに生まれ変わりました。ラストもあえて宙ぶらりんにするのも良かったです。監督の演出力・想像力も優れていますが、この脚本を書いたデビッド・W・ピープルズも優れてます。C・イーストウッドのアカデミー受賞作「許されざる者」も彼の脚本です。一筋縄ではないストーリーを上手に構成できる人です。
2007年版ファイナルカットしたブレランが出ました。5枚組みであの価格ではちょっと手が出ません。しかし今年「ファイナルカット」のみを収録したものが発売されます。お金のないブレランファンには朗報です。 しかしリドリー・スコット監督は結構こだわりの人なのか?商売がうまいのか?「エイリアン」「ブラックホークダウン」も別バージョンを出してたし…。 |
ブレードランナー [VHS] |
今更ながら、表面的なシンプルな展開に加え、心に響く哲学的な意味を含んだ作品だと思います。「造ったもの(造物主)と造られしもの(被造物主)」という主題が繰り返し表現され、人間=レプリカント、つまり最終的には同じ”造られしもの”となり、ニヒリズムとそれを超える意思が強く表現され胸を打ちます。デッカードのつぶやきはその面で、すごく意味を帯びてくるように思います。(どう考えても最終版「ユニコーン」の表現は作品の厚みを落とすようにおもうのですが・・・。監督の意向はともかくとして。)あと10年後には、間違いなく歴代映画史上のテンペストに入ってくる作品だと思います。 |
〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション) |
80年代に入ると、映画界にあるひとつのジャンルができあがる。熱狂的なファンを持ち、その映画を神話的な存在まで格上げする「カルト映画」というジャンルだ。
70年代のハリウッドが、その映画の脚本から完成までを監督がコントロールする「映画作家の時代」とするなら、80年代のハリウッドはそうした映画作家を追い出し、50年代のきらびやかな「夢工場」へ回帰した時代だと、まず著者は定義する。もちろん、このことへのきっかけには、1980年にマイケル・チミノが思う存分予算を使いつくった『天国の門』が興行的にも批評的にも大失敗し、ユナイテッド・アーティストを倒産させてしまったという有名な事件も大きな要因になっている。映画の全部を監督の作品にこだわる狂気に任せておいたら、どんな映画会社でも簡単に倒産しかねないという大きな教訓をその後のハリウッドに残してしまったわけだ。 町山智浩のこの本は、そうした新保守主義ともいえる80年代のハリウッド映画の陰で、スタジオから締めだされた映画作家8人の異様な「カルト映画」8本を中心に語った本である。どの作家のどの作品も、私にとっては(オリバー・ストーンとダンテを除けば)80年代の映画のある側面を象徴する個人的にも大好きな記念碑的作品ばかりという印象だ。それを今思うとやはりたしかに80年代というのは異様な時代だったかもしれない。著者のこれらの作品を検証・解剖する手際は、監督へのじっさいのインタビューも交え、それはもうみごとである。本全体を貫くその評論のやり方は、著者がジェームズ・キャメロン『ターミネーター』の章でも書いている「優れた映画とは、キャラクターが観客の第一印象のままに終わらず、層を剥ぐように意外な本質を見せていくものだ」(P.90)という言葉に代表されている気がする。まさに各章に目から鱗のさまざまな驚くべき映画的真実が隠されている80年代アメリカ映画への愛情に溢れた好著と言える。ポッドキャスト配信「町山智浩のアメリカ映画特電」とこの本で、私はますます町山ファンになってしまった。 ところで町山智浩のこの本は、上記のような映画を意外とあっさり無視してしまったもうひとつの80年代的映画界の象徴的な出来事、(作家主義にこだわった)季刊「リュミエール」という映画誌への復讐劇と言えなくもない。 |
「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34) |
こんな視点もあるのか、と関心すると同時に、一方的な解釈が延々と、続くので、そのうち、リドリースコット監督の意図が知りたくなりました。ここには、当事者の言葉(例えば監督やプロデューサーのインタビューなど)がひとつもなかったのでいまいち、解釈にリアリティがないというか、ナント言うか。ほんまカイなって感じです。ただ、普段あまり本は読まないので、良く分かりませんが、こんな独白のようなジャンルが本の世界にはあるんですね、きっと。勉強になりました。 |