ワン・チャンス~デラックス・エディション(DVD付) |
TV番組で知って即購入!彼の人生と素晴らしい歌声がDVD付きで体感、その後CDで素晴らしい声を聴く。プロデューサー、デビューの経緯から制作姿勢はポップス系の仕上がりになっている。コンプレッサーの効いた音作りでリビングオーディオに最適化した音質。後半になるほど大きくなる音量!?伴奏のオケも正統クラシックではなくミュージカル的または映画音楽的なライトクラシック風。楽団・指揮者の名前は確認できない。
しかしポールの歌は素晴らしく、全曲よく練られた編曲も彼の魅力を存分に引き出している。高らかに歌い上げるだけでなく、マイウェイなどは抑えた歌いこみに引き込まれる。 日本人はこういうストーリーのあるものが好き。英国人もそうだ!某製薬会社のTVCMに登場しているが、あのCMが彼だとは全く思わなかった。堂々とした芸術家の姿になっていて、経緯が分からなかったから。そういう背景をひっくるめて何度聴いても涙できるこのCD&DVD癒されますよ。 |
ワン・チャンス |
神憑り的な絶賛の必要はなく、あくまで新人ポピュラー歌手のデビュー作だと思います。 1曲目、2曲目は誰にもオススメ、声も出ないほど素晴らしい。 が、後の幾つかは"green"です。歌い手として、商品として仕上がってないことが分かります。 気になる人は、各種楽曲サイトで一曲から試聴・入手できますので、試みに「music of the night」を。 オリジナルは、狂気の天才で殺人者のオペラ座の怪人が、ヒロインの歌姫を音楽の力で誘惑・籠絡する曲ですが、これをポールは、しっとりした夜気、星空の輝きや花の上の夜露といった、夜の美自体を代弁するかのように歌っています。 既存のオペラを大仰で取っ付きにくく感じ、これを「澄み切って美しい」「繊細」「癒される」と感じる方には、きっとアルバム買いがオススメ。 歌声に、貴腐ワインのように濃密な豊穣・熟成、脂粉の匂う美女を両脇に従えても霞まないほどの男の色気(美しい意味で)を求める人、この歌声を「迫力がない」「怪人の支配欲や妖しさ表現に欠ける」と感じる方にはオススメしません。 ちなみに私は、「歯応え足りないがこれもアリかな」と聞き流し派です。 |
Passione |
ポール様の名誉挽回のために申し上げます。素晴らしいお声です。全然オーケストラに埋もれてません。できればヘッドホンでお聴きください。私はレコード店で試聴して、泣きました。こんなことは初めてです…。そして「青い影」、これこそ私が聴きたいと思っていた「青い影」。試聴後、即買いですわ。「買います、買わせていただきます」と言いつつレジへ走りました。
欲を言えば、ラスト、あの曲で終わりでは哀愁漂いすぎです。もうちょっと明るい曲で締めて欲しかったと思います。 まるでビスコンティの映画を観ているような、美しいアルバム。 ただ、BGM向きじゃないことは付け加えておきます。聞き流すBGMにしては、ポール様のテノールは「これでもか、これでもか」と盛り上がり、多少疲れる人もいらっしゃることでしょう。 じっくり聴いてください。 ポール様のお声と向かい合って、できれば歌詞カードを見つつ。 本人のメッセージつき!(どこにあるかは見つけてくださいね) |
Revolution [DVD] [Import] |
アメリカ独立戦争が始まった頃のマンハッタンでイギリス軍とワシントン軍の攻防戦の混乱の中トム(アル・パチーノ)と戦いに身を捧げる白い薔薇のように美しいデイジー(ナスターシャ)。戦いで傷つき収容されたトムの介護にデイジーがつき彼女は彼に次第に惹かれていくがそのうちトムの息子がイギリスの捕虜となり息子を救出しに行動に出る。愛国心を問われる映画。 私が始めてナスターシャを知ったのは「レッスンC」という幼い青春映画でしたがスクリーンに映るナスターシャはとても眩しかったです。ナスターシャの作品で個人的に好きなのは「今のままでいて」。この作品でいつもどこかに陰のある彼女の魅力にはまってしまいました。この作品がいつかDVDになってほしいです。 彼女ほど神秘的であ!りまた野性的な様々な顔をもつミステリアスな女優は珍しいと思います。 |