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大杉久美子 スーパー・ベスト~アタックNo.1/母をたずねて三千里~
実写ドラマとして最近ヒットした『アタック№1』『エースをねらえ!』に始まり、中盤は名作劇場、最後はドラ映画の最高峰『のび太と鉄人兵団』の主題歌を持ってくる構成がすばらしい。
星一つマイナスの理由は、CDの容量からすればあと5曲ぐらい収録できたから。ベスト盤ならたっぷり入れなければ。

 

母をたずねて三千里 音楽集
同ANIMEX1200シリーズと合わせるとほぼ全てのBGMが揃うそうです(オビ解説より)。
こちらのCDを買った最大のポイントは、劇中でペッピーノ一座のフィオリーナがアメディオと一緒に芸をしながら歌っていた「踊り靴」の歌が入っている事でした。残念ながら音源用に録りおろされたモノではなく劇中からの抜粋でしたが、練習中と披露中の2タイプが収録されており十分に楽しめました。
音楽と共に、忘れていた感動的な場面や愉快な場面が思い出されて、郷愁を誘うようなタイトルです。2枚組でボリュームもありますので、「母をたずねて三千里」が好きな方は買って損は無いでしょう。

 

日本アニメーション 世界名作劇場 主題歌・挿入歌大全集I
このCDに収録されている楽曲の大半は90年代前半にエヴァーグリーンシリーズやうたとおはなし、懐かしのミュージッククリップなどで個別にCD化されてはいましたが、全て廃盤になっており入手困難でした。それらがこのような形でまとめてCD化されたのは嬉しい限りです。商品ページのミスで「いたずらっこポー」と「花と花とは」が抜けていますが、実際の商品にはその2曲も含めLPやCDで発表された曲は完全に収録されています。さらにCDもピクチャーレーベルでライナーに簡単ですが作品紹介も書かれていたのも良かったと思います。唯一不満を挙げるとすれば、CDの収録時間を考えれば一枚に収められるはずなのに、わざわざ二枚にまたいで収録している作品があることでしょうか。

 

母をたずねて三千里 完結版 [DVD]
残念ながらリアルタイムの放送を観た記憶はありません。
数年前の再放送を毎日欠かさず観ていました。

子供がたくさん観る作品のわりに大人の勝手や浅ましさ、
いやらしさなど遠慮なく描かれていたこの作品は実は大人向けに
制作されたものなのかなあ、、と思ってしまいます。

いつも明るく前向きな主人公ではないマルコだからこそ
人間臭さを感じ、応援してしまいます。

私は自分の目標が霞んだ時や、あきらめてしまいそうな時に
よく観かえす作品のひとつです。

これは完結版ということもあり、かなりのエピソードが
省かれていますので多少物足りなさを感じるかもしれません。

ただ名作であることは間違いありませんので
ぜひご覧になることをお勧めします。


 

母をたずねて三千里(1) [DVD]
母をたずねて三千里って、子どものころ、再放送で、なんだか地味~なアニメだな、と思ったら次第に手に汗握る展開に
なって見てた…そんな記憶があります。
実際、DVDを全巻揃えてみてみると、なるほど、アルゼンチンにただ一人旅立つのは4巻のラストなのですね。

もしかしたらそこまでは少しだけ退屈かもしれません。でも、どんどんどんどん手に汗握る展開になっていきます。

これでもか、というほどお母さんに会えないマルコ、それでもめげずに、めげても色々な人に励まされながら、
旅を続けるマルコに本当に励まされてしまいます。毎回毎回オープニングの音楽を聴き、映像を見ただけでドキドキしてきて

しまいます。あの、オープニングに出てきた酒屋で励まされるマルコ、実際にあのシーンが出てきたときに泣かずには
いられませんでした。流行歌を使う現代アニメでは味わえないゾクゾク感ですよね。
マルコはすごい勇気です。でも、旅の中で出会う優しい人々の励ましに、もう熱い気持ちを抑えられなくなります。

話自体はとってもシリアスで、登場する舞台もアルゼンチンの寂れた町や乾燥したパンパばかりです。
でも、そんな展開に華を添えてくれるのが旅芸人のペッピーノ一座です。フィオリーナは垢抜けないやさしさがあります。
ペッピーのさんは本当に大好きになってしまいます。声優さんも、未来少年コナンのダイス役の方で、とっても

いい声をなさっていて盛り上がってきます。

何度も何度も繰り返し見るタイプの作品かどうかはわかりません。実際、私はカトリやラスカル、ルーシーなど、
他の名作劇場作品のほうが繰り返し何度も見ています。でも、一度目の感動、期待は裏切りませんよ。


 

母をたずねて三千里(2) [DVD]
この巻ではマルコが働く事の面倒を、なにくれとみてくれるエミリオとの出会い。マルコのビン洗いの仕事、父親の仕事がうまくいかない事に端を発したみすぼらしい家への引越し、そしてフィオリーナとの出会いなどが描かれています。

波濤を超えて、母を探し出すためアルゼンチンへと、旅立つ事が主題のこのアニメで、ぐずぐずジェノバの街で過ごすマルコの生活を綿密に描き出す事がそんなに必要なのかと、じれったい気持ちにさせられる人もいるかもしれませんが、それが高畑アニメの神髄で、こういう事をじっくり描写する事がどれだけドラマ全体の奥行きを与えているかしれません。

ジェノバの街並みの描写は、宮崎のレイアウト、椋尾の美術により、重層的で、綿密な画面が構成され、特に壁のしっくいの描写なんかは目を見張るものがあります。

第7話では、屋根の上で夕焼けの海を見下ろす中でのフィオリーナとの出会いがありますが、内気で自信の無い彼女が、「友達になれるよね。」と言うマルコに対し、黙って手を差し出すシーンなんかはグッときますし、自然に心を許していく様子が手に取るように解り、セルアニメでこういう表現ができるのは、高畑演出の真骨頂だと思います。

 

遊歩計 母をたずねて三千里~お母さんに会うまで僕は絶対にあきらめない!!~
遊歩計シリーズを日々堪能しておりますが。

批判あるかたはいらっしゃるようですが。
万歩計としてのクオリティは満足。
昔の万歩計に比べ感度はかなり良い方。
振るだけでカウントアップしないセンサーの工夫が
してあり、ごまかしがききにくくていいと思います。

また、とりあえず歩けばお話が順番に見られるのですが。
やはり続きが気になりますし。

一日でもサボると、別途サブで作成するWeb上の記録画面で
おまけ画像が見えなくなる工夫がしてあり。
この厳しさも個人的には好きです。

万歩計は「運動を続ける」動機であればいいと思いますので。
そう言った面では、このおもちゃはいいと思います。

個人的には、本作「マルコ編」も「宇宙戦艦ヤマト編」も両方試しましたが。
「母をたずねて三千里」編の方が、
・アニメ的にマルコは歩く旅をするので感情移入がある。
・ヤマトの「敵との対戦」など余計な操作がない分、マルコは簡単シンプル。
・キャラが可愛い。
という面では、こちらの方が好きです。

 

母をたずねて三千里 (竹書房文庫―世界名作劇場)
 省略はあるものの、
 スタッフの方々の労働者魂といいますか
 職人魂が込められた作品に出来上がっています。
 
 マルコの無力なのに我を張るところ
 もきちんと描かれていました。
 また大人たちが「いい」ところと「悪い」ところ
 を持っているのも忘れず記してありました。
 

 


母をたずねて三千里 OP 「草原のマルコ」


母をたずねて三千里 動画


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母をたずねて三千里 情報


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