山羊王のテーマ |
今になって思えば彼女がデビュー間もない頃、某音楽誌に連載していたコラムが伏線だったような気がします。 あの文字・文章・イラストを目の当たりにした時は、色んな意味で衝撃を受けました(笑) 本来の彼女はパンク&シュールなんです! そんな彼女の姿に「下北サンデーズ」の里中ゆいかを重ねたのは私だけでしょうか? チカラの抜けた感じが何とも心地よく、ニヤリとさせてくれます。 大好きな彼女の歌声を、これからも聴き続けていきたいと思わせる一枚です! |
パルテノン銀座通り |
知る人ぞ知る「伝染るんです。」という不条理漫画で一世を風靡した漫画家・吉田戦車との夢のコラボアルバム。互いの独特の世界観が絶妙に混じり合い、両ファンならずとも必聴の一枚!吉田戦車も作詞やコーラスで参加。不思議な異世界に誘われる事間違いなし! |
伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫) |
もうほとんどが滅茶苦茶な設定・オチで、読む人によっては意味がわからないまま終わるかもしれません。
しかしやはり面白い人には面白い。脳で考える漫画ではなく、心で感じる漫画です。 この作品の後には巷で「ただ意味がわからないだけ」のつまらない漫画が氾濫しましたが、吉田戦車の作品は相変わらず高いクオリティを誇っています。 たしかこの「伝染るんです」はたいそうな賞をもらったと思うのですが、納得できます。ただの馬鹿馬鹿しさで終わらないものがあります。 |
伝染(うつ)るんです。 (2) (小学館文庫) |
いまだにこの作品をフェイバリットとしてあげる者が絶えない。あの元・聖飢魔Ⅱのデーモン小暮閣下までがおよそ十年前のこの作品を良書と薦めている。開いた者には一瞬でわかるだろう。良書のゆえんというべきか、すばらしさというべきか、なにせとにかく漫画という手法をフルで活かした作品なのだ。一種不可思議な雰囲気がページの隅々まで充たしている。ところで僕はやはりここまでの作品を書き上げる作者吉田に興味を覚えてしまう。ある者には作者吉田が暴力の権化として目に映え、ある者には作者吉田がユトピアを見出した者として目に映える作者吉田に、だ。まったくもって面白い。「人間を虫のように観る」とはルイス・ブニュエルの言葉だが、彼もまたそのような視点に病み付きなのであろう。 |
伝染(うつ)るんです。 (3) (小学館文庫) |
今までの価値観をぶっ飛ばした漫画。 実際、中学時代に部活の合宿で皆に読ませたけど、 目に見えるものよりも、まず己の感性を疑うことを教えてくれた、 |