惑星のさみだれ 7 (ヤングキングコミックス) |
アツすぎますよ…この展開は!
第42話が70Pという大ボリューム。その中で東雲兄弟の過去が語られ、夕日と三日月の2回目の決闘が行われます。これがまた素晴らしい。 戦闘シーンが素晴らしいのはもちろんですが、この漫画の魅力はキャラクターの個性と設定にあると改めて思いました。 この第7巻のサブタイトルは"子供"。始まった当初から大人と子供について言及されていました。これは小学生・中学生・高校生・大学生・社会人(若)・おっさんがみんな仲間であるという設定なくしてここまで語れないでしょう。 主人公が大人を意識し、大人になっていく様が上手に描かれていると感じました。 幻獣の3騎士も揃い、敵の泥人形も残り2体となりました。 そこらへんの少年漫画よりよっぽどアツい展開を見せるこの漫画。 個人的にいま1番面白いと思う漫画です。超絶オススメ。 |
惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス) |
漫画好きな親友に勧められ、今では彼よりもファンの私です。
水上先生独特の絵、ストーリーテンポ、キャラクターの立ち具合。 こんなにワクワクして読んだ作品は久しぶりです。 キャラクターは薄っぺらい感情ではなく、誰もが1度は経験、想像したであろう共感を得る内容になっており、きっと自分もこうしてしまうんではないか、自分ならこうするんじゃないか、毎回読むたびに想像してしまう作品です。 そしてグルグル変わる展開に、読み始めたらメロメロです。 今回の6巻、購入される前からお気づきだと思いますが、表紙の二人がメインです。 あなたはどのキャラクター目線で読むんでしょうか? 彼、日下部?彼女、宙野? それとも他の第3者? どの目線からみても泣けますよ! おすすめです!! そうそう、表紙裏、作者コメントも忘れずに〜 |
惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス) |
台詞回し、キャラの立たせ方、何よりシチュエーションの見せ方が秀逸。
おじいちゃんを助けたあと、林の中で敵と対決するシーンで、パートナーとの絆、作戦の立て方など、「寄生獣」の新一とミギーの最後の戦いをほうふつとさせてゾクゾクしました。 お姫様、騎士、悪魔というキーワードが出てきますが、敵の見た目はファンタジー系ではなく、クトゥルフ系であり、「悪の魔法使い」が不可視の巨大なハンマーで地球を打ち壊そうとするという終末思想的な設定など、ファンタジー、SF、ホラーの区分けから行くとホラーに近いのかなという印象を持ちました。 Fate/Staynightとは、ちょっと設定が近いようでいて、180度違う話ですね。 たぶん、こういうリアルとライトファンタジーとの間の絶妙な空気感の話というのは、アニメになったりするととたんにぐずぐずになるので、むしろやめてください(笑)。 何にせよ、まだ1巻。続きが楽しみなマンガです。 |