Walking with You |
葉加瀬太郎さんセカンドアルバム。前作に比べてテンポがUPしていて、初めてVOCAL入りの曲にも挑戦しています。葉加瀬太郎さんの新境地が感じられる1枚になっている。聴けば聴くほど味がでる1枚なので、いろんな人に聞いてもらいたい。 |
Permanent Vacation |
RUN DMCがWALK THIS WAYをカバーし再び注目を浴びたエアロ。 昨今のエアロはここから始まったと言えよう。ANGELこそエアロの十八番であるロックバラードの始まりとなった曲なのだ! |
ニュールンベルグ裁判 [VHS] |
昨今はがらくた(失礼)のような映画も瞬く間にDVD化され、お茶の間鑑賞の題材となる。それはそれでよいと思う。ところが、驚いたことにこの名作はDVDがないようだ。ナチスの戦争犯罪と、個人の責任の関係をかくも見事に描き出した作品が忘れ去られていようとは・・・。俳優たちの演技も素晴らしい。トレーシーの演技はもはや神業といっていいほどだ。ランカスターの怒りと悔恨に満ちた静けさも脳裏に焼きついて離れない。この映画の台詞の、一言一言が、噛みしめるに値するものだと思う。早くDVD化して下さい。お願いします。
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ニュールンベルグ裁判 [DVD] |
日本でも小林正樹監督がドキュメンタリーで「東京裁判」という秀作を撮っていますが、この作品は連合軍のドイツ側に対する戦争犯罪裁判を劇映画化したものです。ドキュメンタリーではないので、ドラマならではの脚色であろうと思われる部分や、連合国にとって都合のいい面も無いわけではありませんが、単純なアメリカ万歳的な戦争映画ではなく、裁判を通して裁かれる側と裁く側の人間ドラマにしている点で好感が持てます。
出てくる俳優が皆、素晴らしい。裁判長は大御所スペンサー・トレーシー、検事にリチャード・ウィドマーク、弁護人にマクシミリアン・シェル(アカデミー賞受賞)、被告にはバート・ランカスター(セリフがほとんどない!)という演技派を揃えています。このほかにゲスト出演的にマレーネ・デートリッヒ、ジュディ・ガーランド、モンゴメリー・クリフトが顔を見せています。なかでもモンゴメリー・クリフトは、出演時間の短いこの役をやりたいがためにノー・ギャラで出演したというエピソードもあり、断種法の被害者を熱演しています。 |
渚にて [DVD] |
ネビル・シュートの小説・『渚にて―人類最後の日』が原作、2001年に『エンド・オブ・ザ・ワールド』の題名でリメイクもされた本作、あまりにも有名な一本です。
古今東西のさまざまな映画・小説・マンガ等の創作作品に大きな影響を与えた記念すべき作品でもあります。 核戦争で北半球諸国は全滅、母国に帰れなくなった米海軍のある潜水艦が、放射能汚染を逃れたオーストラリアのメルボルン港に入港するところから本作は始まります。 とはいえ、オーストラリアも決して安全ではなく、放射能汚染は刻々と近づいている…そんな極限状況の中での群像劇は、ただただ濃厚で、示唆に富んでいて、はっとさせられて、とても半世紀前の映画とは思えない出来です。 特に、潜水艦艦長のタワーズ(グレゴリー・ペック)とオーストラリア人女性・モイラ(エヴァ・ガードナー)、同じくオーストラリア人の科学者・ジュリアン(フレッド・アステア)の関係がいいですね。 ご存知の方も多いと思いますが、本作の結末はハッピーエンドではありません。 最後に大写しになる「まだ時間はある」という垂れ幕、これが本作のすべてのエッセンスを凝縮したものだと思います。 東西冷戦が終結して、全地球規模の核戦争の危機は本作が撮影された1950年代とは比べ物にならないくらい低くなりました。 ですが、最期のときを待つ人々の様々な行動は、私たちの心に何かを必ず残していくと思います。 ぜひ見ておいて欲しい一本です。 |
極北クレイマー |
登場人物のキャラクターがベタで読んでいて笑える。こんなアホなおっさんいるなー、とか滑稽な人など。自分はもう少しましな人間だと思っているので高見見物しているようで面白い。だが気付かないうちに自分自身が社会でクレイマーになってしまってるのではないかと読んだあと寒くなった。文句の多いクレイマー。嫌だ、嫌だ。ストーリーの展開がとてもよかった。先を読みたくなり一気に読める。姫宮という登場人物の本当の役割がなんだったんだろうと余韻が残った。次の作品が待ちどうしい。 |
全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦 |
著者は億万長者になった投資のプロ中のプロ。
著者の買う・売る・ホールドの意思決定は逆張りを基本としたすばやい判断と行動にある。 「投資とは予測がすべて」と割り切る姿勢なので、損切りのルールも単純でわかりやすい。 一番興味深かった新たな視点は、ポートフォリオを組むコツとして、 投資と投機を8対2の割合で組む合理的な投資スタイルをすすめている点だ。 著者の行動を適正に学べば、儲かる投資家になることは難しいことではない。 必要なのはちょっとしたコツとルールとそれを行動に移すだけ。 ワンランク上の投資家になりたい投資家は読んで欲しい。 |